fc2ブログ
2012/03/28

海苔でしょうゆをつくる?

こんな新聞記事をハッケ~ン↓


【毎日jpより転載】
しょうゆ:ノリを発酵させ製造
「こいくち」特級相当 広島・水産総合研が技術開発
    (ノリ+発酵)×失念=極上しょうゆ


ノリを発酵させてしょうゆを製造する技術を、広島県の水産研究所の研究員が開発した。
この研究所によると、海藻を発酵させたしょうゆは国内初で、
味は大豆しょうゆ「こいくち」の特級に匹敵するという。
塩辛や魚醤(ぎょしょう)など伝統の水産発酵食品に加えようと、商品化も視野に入れている。【中里顕】

独立行政法人・水産総合研究センター瀬戸内海区水産研究所(同県廿日市市)の
内田基晴・主幹研究員(50)が、水産庁の支援を受け開発した。
きっかけは98年、別の研究でアオサに分解酵素を加えて冷蔵庫に置いたのを失念。
1年後に片付けるため取り出すと、ワインのような香りがした。
発酵したことを示す乳酸菌とエタノールを、アオサから検出した。

この発見からノリしょうゆを発案した。
ノリをポリ袋に入れて乳酸菌を加え、23度で約3週間発酵させた後、
遠心分離器にかけて、ろ過すると、赤紫色のしょうゆができた。
高品質なノリほど、うまみのあるしょうゆができることも分かった。
品質のよいノリはたんぱく質を多く含む。
うまみのもとになるアミノ酸は、たんぱく質を酵素で分解することで得られる。

日本醤油協会によると、しょうゆは窒素などの成分の割合で特級、上級、標準に分かれる。
ノリしょうゆの全窒素分は「こいくち」の特級に相当したという。

内田さんは「製品としては、ほぼ完成されている」と語るが、商品化への課題はコスト。
研究に使った岡山県産の高級のりの場合、1リットルのしょうゆを作るのに
原料費だけで2,000円近くになった。
しかし、日本では水産物の発酵食品が食生活に根ざしている。
内田さんは「海藻を原料にして酒やみそ、チーズも作り出せるよう研究し、水産業の発展に貢献したい」
と話している。
海苔しょうゆ


しょうゆの新たなライバル、現る!?(汗)

海苔がワインのような香りになるってマジ~? って感じですが(笑)
やはり発酵のマジックなんですよね♪

価格が2,000円ではビンボーな私には買えませんけれど(笑)、
特級相当の海苔しょうゆ、ホントにライバルたりえるのか、一度味わってみたいです。。。



スポンサーサイト