小さいおうち
私にとって片道一時間半の通勤時間(滝汗)は読書タイムとなっているわけですが、
先日読んだ『小さいおうち』という小説の中にしょうゆが登場していたのでご紹介したいと思います。。。

皆さんご存知だと思いますが、中島京子さん著のこの「小さいおうち」は第143回直木賞受賞作
元女中のタキさんが、かつて奉公していた「赤い三角屋根の小さいおうち」の
平井家のことを顧みながら、ある「密やかな恋愛」について回顧する物語。。。
昭和初期から次第に戦況が悪化していく中、東京の中流?家庭の生活が描かれています
今年、監督・山田洋次、主演・松たか子さんにより映画化されて、
女中役の黒木華さん(華は「はる」と読むんですよ~!しかもハーフ!! 知ってました~?笑)が
第64回ベルリン国際映画祭最優秀女優賞を受賞したのも記憶にあたらしいところです
しょうゆが出てくるのは、
平井一家が、ご主人が勤める会社の社長の鎌倉の別荘に招かれて、
食事としてビフテキが運ばれてくる時に社長が話している場面となります↓(単行本:55ページ)
「だいたい女などもですなあ、あちらの女は非常に中高の、鼻筋の通った美人が多い。
シャーリー・テンプルも成長した暁には、どんなにいい女になるか、いまからちょっと楽しみでしょう。
まず第一に、栄養がいいからああいったことになる。
我々日本人も栄養面から美人製造を目指さにゃ、なかなか追いつかんでしょうな。
河内山宗俊のセリフじゃないが、ひじきとあぶらげばかり食ってちゃ、出るとこも出んし、
引っ込むところも引っ込まん。
ビフテキを食わにゃあ、だめです。これもまた、ぜひともバターで焼く。
ここへ醤油を二、三滴落とす。そうして食ってこそ栄養です。」
社長、思いっきりセクハラ発言ですがぁ・・・(笑)
ま、そこは気にせずに・・・
ビフテキをバターで焼いて、しょうゆを落とす。。。ヨダレものですね~(笑)
でも、2、3滴とはいわずドバドバッと威勢よくかけて欲しいところですが・・・(笑)
ここ以外にもたくさん料理や食べるシーンが出てきて、食いしん坊でも楽しめる?(笑)小説になっています
面白かったので、是非とも映画を観てみたいな~と思ったのですが(実は山田監督のファン)、
時すでに遅し・・・今は都内でも1か所しか上映していないようです・・・(滝汗)
興業的にイマイチだったのかしらん・・・
仕方ない、DVDが出るまで待つか・・・(汗)
先日読んだ『小さいおうち』という小説の中にしょうゆが登場していたのでご紹介したいと思います。。。

皆さんご存知だと思いますが、中島京子さん著のこの「小さいおうち」は第143回直木賞受賞作
元女中のタキさんが、かつて奉公していた「赤い三角屋根の小さいおうち」の
平井家のことを顧みながら、ある「密やかな恋愛」について回顧する物語。。。
昭和初期から次第に戦況が悪化していく中、東京の中流?家庭の生活が描かれています
今年、監督・山田洋次、主演・松たか子さんにより映画化されて、
女中役の黒木華さん(華は「はる」と読むんですよ~!しかもハーフ!! 知ってました~?笑)が
第64回ベルリン国際映画祭最優秀女優賞を受賞したのも記憶にあたらしいところです
しょうゆが出てくるのは、
平井一家が、ご主人が勤める会社の社長の鎌倉の別荘に招かれて、
食事としてビフテキが運ばれてくる時に社長が話している場面となります↓(単行本:55ページ)
「だいたい女などもですなあ、あちらの女は非常に中高の、鼻筋の通った美人が多い。
シャーリー・テンプルも成長した暁には、どんなにいい女になるか、いまからちょっと楽しみでしょう。
まず第一に、栄養がいいからああいったことになる。
我々日本人も栄養面から美人製造を目指さにゃ、なかなか追いつかんでしょうな。
河内山宗俊のセリフじゃないが、ひじきとあぶらげばかり食ってちゃ、出るとこも出んし、
引っ込むところも引っ込まん。
ビフテキを食わにゃあ、だめです。これもまた、ぜひともバターで焼く。
ここへ醤油を二、三滴落とす。そうして食ってこそ栄養です。」
社長、思いっきりセクハラ発言ですがぁ・・・(笑)
ま、そこは気にせずに・・・
ビフテキをバターで焼いて、しょうゆを落とす。。。ヨダレものですね~(笑)
でも、2、3滴とはいわずドバドバッと威勢よくかけて欲しいところですが・・・(笑)
ここ以外にもたくさん料理や食べるシーンが出てきて、食いしん坊でも楽しめる?(笑)小説になっています
面白かったので、是非とも映画を観てみたいな~と思ったのですが(実は山田監督のファン)、
時すでに遅し・・・今は都内でも1か所しか上映していないようです・・・(滝汗)
興業的にイマイチだったのかしらん・・・
仕方ない、DVDが出るまで待つか・・・(汗)
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